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スタッフブログ2012年08月03日
こんにちは!施設長の鯨岡です。
毎日暑いですが、いかがお過ごしでしょうか?
今回もうちで行っている朝礼についてご紹介いたします。
当施設では、職員がビジョンを描く訓練の一環として、朝礼時の1分間スピーチにて、
コーチング形式で自身の目標を発表してもらっています。
まず、進行役の部門長が以下の質問を1つずつ投げかけます。
①「あなたが仕事上で得たい成果は何ですか?」
↓
②「どうしてそれを実現させたいのですか?」
↓
③「それが実現したら、どんな気持ちになるでしょうか?」
↓
④「それを実現させるために、まず何をしますか?」
また、これに限らず、相手の返答に対して、進行役の部門長が即興で、具体化する質問を投げかけたり、
承認をすることで、目標を明確化してもらっています。
 
これには、3つの効果があります。
1つめは、本人にとって、繰り返し参加スタッフの前で、自身の目標を発表することは“宣言効果”があり、
ビジョンを描き続け、目標と現実のギャップを明確にし、ギャップを埋めるための行動を具現化していく効果があります。
2つめは、朝礼を聴く参加スタッフに対してです。他者の目標を聞くことで新たな視点や意外な発見・刺激につながっていきます。
3つめは、日常的に目標に関する質問のやり取りを実施することが、スタッフ全員の質問のスキルの向上の効果があります。特に、最近リーダー達の面談や業務の際の質問のスキルが向上し、現場で部下たちが行動につながるような質問を投げかけています。
 
 
まだまだ試行錯誤の連続ではありますが、こうした試みを通じて、まずは自然な形でコーチング的文化や
発想を広めていく。
そして、それによって個々のモチベーションが高まり、楽しさと活気にあふれた職場環境・風土に変わっていけばいいな、と考えております。