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スタッフブログ2012年08月07日
先日、鳥取県のデイサービス事業所にて、リフトから車イスが転落し、
乗っていた方が死亡するという事故がありました。
→http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120725-00000250-mailo-l31
このケースは、全く他人事ではなく、うちでも十分あり得ることです。
そこで、まずこのニュースについてすぐに職員全員に朝礼と掲示板にて周知し、注意を喚起しました。
また、当施設での今のやり方を再チェックしたところ、
場合によって効率優先にしていることが分かりました。
そこですぐに関係者を集め、方法を統一させるために、ミニ研修会を実地にて行いました。
改めて確認すると、車両の製造年によって、リフトの形状が違うことが分かります。
(新しい車は、何段階にも渡り、安全装置が付いているのです。)
これまでの慣れたやり方、そして「これ位なら大丈夫だろう」という過信がありましたが、
うちではやはり利用者様の安全を重視し、正規のやり方で改めて統一することにいたしました。
実際、後で実際の場面をチェックすると、所要時間はほとんど変わらないのです。
要は「慣れ」の問題ですね。
今後もリスクマネジメントの観点から、他県の実例などを参考にさせていただき、
積極的に業務改善につなげていきたいと考えております。