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2012年08月21日
こんにちは。支援相談員の馬目です。
先週、16・17日に福島中央テレビの取材を受けました。
楢葉町の「警戒区域」の見直しがあり、8月10日から「避難指示解除準備区域」となりました。
それに伴い、避難している施設の現状を伝えるという趣旨だそうです。
双葉郡には、震災前に多くの高齢者施設がありました。
それらの施設は原発事故により避難を余儀なくされ、そこに入所していた利用者様もばらばらになってしまいました。
未だに、避難した市外・県外で家族とも離れ離れになって生活をしている高齢者の方もたくさんいらっしゃいます。
当苑は震災後1カ月の休止期間はありましたが、双葉郡の施設ではいち早く事業再開し、さらに現在いわき市内に仮設介護老人保健施設の建設を進めております。
震災から1年5カ月が過ぎ、世の中の震災の記憶もだんだん薄れてきてしまっているように感じます。
しかし、まだまだ問題は山積みで、これからが本当の正念場。
私たちには、その時々の震災の現実を世の中に伝えていく義務があると思います。
悲観してばかりはいられません。
利用者様と一緒に前向きに進んでいる姿も、どんどん伝えていきたいと思います。
放送は8月23日、福島中央テレビ「ゴジてれChu!」の6時15分からのニュース内で放映される予定です。
お時間のある方はぜひご覧ください。