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認知症と水分摂取について

2019年01月26日

こんにちは。
生活期支援ケアチームの介護福祉士の高玉薫です。

寒い日が続いていますがいかがお過ごしでしょうか?


今回は以前「ななはま」に掲載していました認知症と水分摂取について
認知症ケア専門士の保阪靖彦さんの記事をご紹介させていただきたいと思います。


認知症の方で、落ち着かない様子でうろうろと歩く方は、認知症の症状で歩いていることより
脱水や便秘を訴えられずに、歩いていることが多いと言われています。

水分を摂ることで改善することがあり、認知症の症状が、無くなったという事例も聞かれているくらい、
水分補給が必要であると、医学的にも言われています。

人は、水分が約60パーセント以上を占めています。1日に必要な水分量は、約1.5リットルと言われ
私たちは、食事や飲み物などで補給を行っています。それが損なわれると、脱水となり、意識障害や
せん妄、落ち着かないなどの症状が出たりします。

ご高齢で「トイレが近くなるから飲みたくない」と、話す方もいらっしゃいますが、
こまめな水分補給を促すことも、介護する側では必要です。

1回の量は少なくても「お茶いかがですか」と、好みの飲み物を自由に飲めるような環境が大事です。
水分量が決められている方は、考慮が必要ですが、脱水が原因で便秘となっている方が、多いと言われています。

「お茶の時間」を大事に、人それぞれに合った工夫をして、脱水を防いでいきましょう。


                   生活期支援ケアチーム 介護福祉士 高玉薫

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