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スタッフブログ2016年01月25日
こんにちは。認知症ケア専門士の保坂靖彦です(^^)/
今日は、作家の佐藤雅彦さん著書
「認知症になった私が伝えたいこと」
という本をご紹介させていただきます^^*
51歳の時にアルツハイマー型認知症と診断を受けた佐藤さんは
『認知症は、世間で言われている様な怖い病気でしょうか。』
と自ら語られており、そのような言葉から手配が始まります。
さらに手記の中で
『自分が認知症になり、
できない事も増えたが、できる事もたくさんあると気づいた。
自分が自分であると気づいた。
自分が自分である事は、何によっても失われる事はありません。
認知症になると確かに不便ですが、決して不幸ではありません。』
とおっしゃっています。
自分の得意な事の活用、できない事に関しての工夫、
周囲からのアドバイスを基に、自分で考え、決定しながら生活している事に驚きました。
今後も不便が増えていく中で、人生を諦めないという強い意志が
社会を変える一歩になるのではないかと考えさせられました。
私たちも、その手助けになるような介護者でありたいと思います。
興味がある方は、是非読んでみて下さい。
認知症ケア委員会委員長
認知症ケア専門士 保坂靖彦