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スタッフブログ2012年07月20日
こんにちは。施設長の鯨岡です。
今朝も小名浜ときわ苑は「ハイタッチ」からスタートいたしました。
そう、当施設では、2010年から、職場での全体朝礼では私が参加時、リハビリ部では毎日、
申し送り後に参加者全員で両手ハイタッチをしているんです。
今ではすっかり恒例となりました。
以前、なんと日本経済新聞全国版においても紹介されたことがあります。
「職場で街でハイタッチ 欧米流“あいさつ”広がる」
→http://www.nikkei.com/article/DGXDZO14063220U0A900C1NNSP00/
このハイタッチ、ただの思いつきでやっているわけではありません。
実は様々な目的があります。
例えば、
・朝の時間帯は、体も気持ちもまだまだエンジンのかかっていない状態。
ハイタッチをすることによって、一瞬で体の温度を上げることができる(アイスブレイク)
・身体の使い方(フィジオロジー)を変えることによって、気分が変わる。
・ハイタッチという、あまりに非日常の行為をその時間にすることにより、
通常のパターンが中断され、気持ちを切り替えることができる。
・気恥ずかしさを乗り越え、自らの(特にコミュニケーション上の)リミッターを外すことができる。
・相手の体温を感じ、チーム・仲間としての一体感が増す。
・何だか変で楽しい,思わず笑顔になってしまう。
等など。
後付けの理由もありますが、特に私は一番最後の理由、「一瞬で楽しく、笑顔になる」
ことが何より大きいと思っています。
そして、結果的にモチベーションが上がることにもつながります。
これを実践してしばらく経ちますが、元々施設内の雰囲気は悪くはなかったと思いますが、
さらに言いたいことを言い合える関係になったような気がしています。
定評をいただいている小名浜ときわ苑の「明るさ」に、もしかしたらこのハイタッチは一躍買っているのかもしれません。
組織上の「何か」漠然とした停滞感を変える時に、これは有効かもしれませんよ!