メニューを飛ばして本文へ

静脈瘤外来のご紹介

メニューを飛ばして本文へ

当院静脈瘤外来が扱う主な病気は下記の通りです。

下肢静脈瘤

「夕方になると足がだるい、むくむ」という方は、下肢静脈瘤の症状が強くなっています。
「いわき泌尿器科(電話0246-27-5522)」では、毎週金曜日の14:00~16:00に外来を行っています。
お早めの受診をおすすめします。

ご予約はこちら
いわき泌尿器科 静脈瘤外来
0246-27-5522

下肢静脈瘤のおもな3症状

上記の3つのどれかに当てはまる方は、静脈瘤外来への受診をおすすめします。

ご予約はこちら
いわき泌尿器科 静脈瘤外来
0246-27-5522

下肢静脈瘤の詳細について

下肢静脈瘤とは?

下肢静脈瘤の診断(検査)

主にカラードップラー超音波検査やMRI、CT検査を行います。

下肢静脈瘤の治療

検査(主に超音波検査)・診察を行って治療法を決めさせていただきます。

患者さんによっては、静脈抜去術(保険診療)・硬化療法(保険診療)・瘤切除術の追加(1、2と同時に通常行います)(保険診療)や弾性ストッキング(弾性包帯)着用のみになることもあります。

「下肢静脈瘤に対する血管内焼灼術の実施基準による実施医・指導医」により最新のレーザー(血管内焼灼術)日帰りで行います。

血管内焼灼術
(レーザー焼灼術)(保険診療)

当院では保険適用となっている「ELVeS1470」という最新のレーザー機器(波長1470nmレーザー)を用いています。
ファイバーの先端側面からレーザーを照射する「Radial 2 ringファイバー」を使用して、均ーに血管に照射し焼灼できるようになり術後の内出血・痛みが激変しました。
静脈麻酔とTLA麻酔(特殊な局所麻酔)を組み合わせて行います。
術後、歩いて外来に戻り、帰宅できます。
手術翌日から車の運転・入浴することができます。
他疾患・内服薬のある方は、お知らせ下さい。また、お薬手帳をお持ちの方はご持参ください。

【血管内焼灼術(レーザー焼灼術)の特徴】
  • 循後の痛みや内出血が非常に少ない。
  • 術直後から普通に歩行できます。
  • 翌日から車の運転・入浴ができます。

血管内塞栓術(保険診療)

静脈内を接着剤で固める治療です。

硬化療法(保険診療)

主に、焼灼術後、ぼこぼこした静脈瘤を外来で治療します。

弾性ストッキングによる保存的治療

日中(立ち仕事)に着用することで症状(足の重さ・だるさなど)は軽くなりますが、静脈瘤は治りません(悪化・再発予防)。

よくある質問とその答え

Q.1

8年前に手術をしたが再発しています。再発しない方法は?

A.1

レーザー焼灼術やストリッピング(抜去術)であれば再発の可能性は低いです。
別な所から静脈瘤ができることがあるので、一般的には、治療した部分が元に戻る訳ではありません。
高位結紫や硬化療法では、元に戻ってしまうことがあります。

Q.2

予防法はありますか?

A.2

動かずに立っている時間を極力減らし、立っているとき(仕事の時)は弾性ストッキングを着用するとなりにくいでしょう。

Q.3

以前、下肢静脈瘤の治療をしましたが、元に戻ってしましました?

A.3

行った治療法によって再発の可能性があります。エコー検査を行うと診断がつきますので受診してください。

Q.4

膝の上からボコボコがあり、治療したら良いかわからない。

A.4

治療は、症状(易疲労感、だるい、疼痛、浮腫、こむら返り等)がつらく、これを軽くする(なくすこと)が目標です。生命に心配はまずないので、急ぐ必要はありません。
弾性ストッキング着用や適応あればレーザー治療(しっかり治療)が良いでしょう。かゆみ・色素沈着・潰瘍(うっ滞性皮膚炎)があるときは積極的な治療が好ましいです。
ただ、弾性ストッキング着用では静脈瘤がなくなることはありません。

Q.5

側枝型・クモの巣状(web type) 静脈瘤といわれました。レーザー治療は可能でしょうか?

A.5

側枝型・クモの巣状(web type) 静脈瘤のみでは、われわれがおこなっている血管内焼灼術(レーザー治療)の適応ではありません。希望あれば硬化療法・弾性ストッキング着用が好ましいです。
体外照射のレーザー治療は自由診療で行われることがあります。

Q.6

治療時間は?

A.6

約20~30分程度で、9割の方は寝ているうちに終わります。日帰りで、日常生活に差し支えはありません。手術後約1ヶ月は弾性ストッキングの着用します。

Q.7

手術後の傷跡は?合併症は?

A.7

血管内焼灼術は、細い針で皮膚を刺して、静脈内にファイバーを入れます。通常、膝周囲の1ヶ所で、傷跡は殆ど残りません。瘤切除をすると1-2mmの傷跡が数ヶ所残ります。
合併症は、ごくまれ(約3%程度)に神経障害(感覚障害)、色素沈着、血栓症などがありますが、一般的には安全な治療です。

診療日時

  午前 午後
14:00~16:00
(受付終了15:30)

地引 政利(じびき まさとし)

1991年3月 信州大学医学部医学科卒
2005年年10月 東京医科歯科大学附属病院
2013年10月 国際医療福祉大学塩谷病院
2024年4月 いわき泌尿器科 血管外科
  • 日本外科学会 認定医・専門医・指導医
  • 日本脈管学会 認定脈管専門医・指導医
  • 下肢静脈瘤に対する血管内焼灼術の実施基準による実施医・指導医
  • 日本医師会 認定産業医