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秋刀魚の蒲焼丼風

材料と成分(一人前)

  分量 (g) 目安量 エネルギー(kcal) たんぱく質(g) 塩分(g)
秋刀魚・生 45 正味1/2尾 139 8.3 0.13
片栗粉 10 大さじ1 33 Tr 0
サラダ油 12 大さじ1 111 0 0
たれ
醤油 3 小さじ1/2 2 0.2 0.4
砂糖 2 小さじ1/2 8 0 0
みりん 3 小さじ1/2 7 Tr 0
5 小さじ1 1 Tr 0
ごま油 2 小さじ1/2 18 0 0
キャベツ 50 1/2枚 12 0.7 0
ほうれん草 30 1株 6 0.7 0
甘酢生姜 10   8 Tr 0.3
1/25ご飯 180   306 0.18 0
100 1/2ケ 43 0.3 0
合計     694 10.38 0.83
普通ご飯を利用した場合
秋刀魚・生 30 93 5.6 0.1
片栗粉 6 小さじ2 20 Tr 0
サラダ油 8 小さじ2 74 0 0
ご飯 180   302 4.5 0
合計     594 12 0.8

*Trとは、微量に含まれていると推定されるものです。

作り方

  • 1.秋刀魚1尾は3枚に卸します。
    (スーパーで開いて販売してあるものを利用すると便利です。)
    小骨はできるだけ取り除いたほうが食べ易いです。
  • 2.1を45gに計量し3切れにカットし、片栗粉をまぶしてよく熱したフライパンにサラダ油をいれ、焦げないように両面を焼きます。
    (揚げてもOK)
  • 3.たれを合わせておき、2を熱いうちにからめます。
  • 4.きゃべつ・ほうれん草は一口大に切って茹でておきます。
  • 5.低たんぱくご飯をレンジ2分で加熱し、器に盛り付け、茹でた野菜・秋刀魚をのせ、残ったたれを野菜にかけて、甘酢生姜を添えて出来上がりです。

開いてある秋刀魚を利用すれば、10分程度で完成する料理です。

低たんぱくご飯を使用されない方は、普通のご飯を180g利用し、秋刀魚の使用量を30gにしてたんぱく質を調整しましょう。

今回のたれを多めに作り、万能たれとして利用してみるのもよいでしょう。酢の酸味とごま油の風味で減塩が手軽にできます。

《ちょっといい話》

秋刀魚はすごい!!です。
秋刀魚の成分を調べてみたら、DHA・EPAは勿論のこと、今話題の栄養素ビタミンQ(コエンザイムQ10)も含まれていました。

一言で伝えるなら、不老長寿?若返りのビタミン??
老化を防止しみずみずしい肌を保ってくれる栄養素です。

DHAは脳の発達に必要で、記憶力のUPや脳の老化防止に効果があり、中性脂肪や悪玉コレステロールを減らす効果もあります。

EPAは、血液をさらさらにし炎症を鎮める作用があります。

梨についても調べてみました。

梨独特のざらっとした舌ざわりは、石細胞とよばれる食物繊維(ペントース・リグニン)で腸を刺激し、甘味の成分(ソルビトール)は便を柔らかくする作用があり便秘解消に良いようです。
アスパラギン酸も含んでいるためアンモニアを排泄する利尿作用もあります。
また、咳止や二日酔いなどにも効果があるようです。

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