WELCOME TO TOKIWAKAI GROUP NURSING TEAM!

看護部紹介

各セクションの仕事

人工透析と泌尿器診療を中心に、
病院、クリニック、介護老人保健施設、
訪問看護ステーションを有し、
それぞれの分野で高い専門性で
運営しています。

安全で安心な
質の高い透析医療を提供します

当院では約500名の患者さまが透析を行っています。
 透析センターは第一(35床)第二(54床)第三(54床)病棟透析(3床)のベット数を持ち第一透析センターでは入院患者さま、第二、第三透析センターでは外来通院の患者さまの透析を行っています。第三透析センターの月・水・金は職場復帰をしている患者さまが透析を行っています。
 入院施設があるためこれから透析をはじめる導入期の患者さまのケア、維持期に入った患者さまの生活調整や指導、終末期の他、様々な疾患を合併した透析患者さまの看護を行っています。

透析センターの取り組み

チーム医療として患者さまに医療提供できるよう医師、臨床工学技士をはじめ多くの職種とのコミュニケーションを図り、患者さまが安心して透析治療が受けられるような看護を心がけています。
 すべての看護師が業務改善、医療安全、感染対策、災害対策など透析全体がレベルアップするための役割を持ち問題解決や向上を目指しています。

関わりを大切にした看護

常磐病院では、中4階(60床)と北3階(30床)に一般病棟を有しております。看護配置は10対1で、ニ交代勤務を行っております。

 中4階病棟は、外科・婦人科・泌尿器科・整形外科・一般内科を対象とした混合病棟であり、手術目的の入院患者さまが多数を占めています。
 その他各科化学療法や緩和ケアを目的とした患者さまが入院しています。
 一般内科の患者さまは、脳梗塞や肺炎、高齢者の栄養不良など急性期治療を目的とした患者さまが入院しています。
 看護師は科別の3チーム編成とし、担当科別の専門性を活用した看護の提供を行っております。

北3階病棟は、腎内科疾患全般と血液透析・腹膜透析の導入期・合併症発症時の治療・バスキュラーアクセス手術適応の患者さまが入院対象となっています。
 看護師は2チーム編成とし、病棟の専門性を活用した看護の提供を行っております。

これからも患者さまや家族との関わりを大切にして、入院から退院までの間を安心して治療に専念でき、質の高い看護の提供が行えるように取り組んでいきます。

2つの療養病棟

 常磐病院では、2つの療養病棟を有しています。
 看護体制は、20対1の看護配置でチームナーシングを導入しています。

 当院の入院患者さまのほとんどが血液透析を必要とする患者さまで、他に、ターミナルケアを必要とする患者さまや人工呼吸器を装着し長期的な治療を必要とする患者さまなどが入院しています。
 病状が安定しているため、看護師の配置は少ないですが、介護職員を十分に配置して患者さまの生活援助を行っています。
 介護職員には、介護のプロである介護福祉士を多く採用し、患者さまが安全安楽に生活できるケアの提供を行っています。
 患者さまは高齢で要介護者のため、入院生活で寝たきりにならないよう離床に努め、介護福祉士と共に毎日デイルームで体操や季節の歌を合唱してリハビリを行っています。
 さらに、季節ごとにCS(顧客満足度)委員会と協働して豆まき会や七夕会、秋祭りやクリスマス会などのレクリエーションを実施しています。
 外部の方をお招きしての琴演奏やフラダンスショー、職員のハンドベル演奏の他、ビンゴ大会など毎回嗜好を凝らして患者さまに楽しんで頂けるよう工夫しています。

 ますます高齢化が進み、一般病院における平均在院日数の短縮により、療養病棟での患者の受け入れは増加することと思いますが、今後も患者さまに寄り添いながら、その人らしく安心して穏やかに過ごせる療養環境づくりに取り組んでいきます。

1日平均300人の患者さまが来院

常磐病院の外来部門は、一般内科・腎臓内科・婦人科・外科・整形外科・泌尿器科・小児科・放射線科から構成されており、1日平均300人の患者さまが来院されます。当院では腎臓内科(慢性腎臓病、血液透析、腹膜透析、腎臓移植)と泌尿器科診療において特に専門性の高い診療を行っており、多くの患者さまが受診されています。

 慢性腎臓病(CKD)外来では、管理栄養士とともに専門チームで診療にあたり、保存期腎不全においていかに透析導入までの時間を延ばすかを患者さまと一緒に、生活習慣や食事の面からサポートしケアしています。また女性の悩みの一つである頻尿・尿失禁に悩まされている患者さまを対象に、女性看護師の立場からお話を聞く更年期尿失禁外来を行っています。腹圧性尿失禁や過活動膀胱など、看護を通して改善し生活の質が向上できるよう努めています。

 また放射線科では、最新の機器(CT・MRI・PET-CT・ホールボディカウンタ)が導入されており、検査の不安を少しでも減らせるように看護の面から工夫しています。特に内部被ばくを測定するホールボディカウンタ検査では、対象が小さなお子様が多いので様々な取り組みを行い、安心安全に検査が行えるよう心がけています。

PET-CT、MRI、CT等
最新の機器を導入しています。

多忙な毎日に、健康管理はおろそかになりがちです。
 病気には初期の段階では自覚症状がないものもあり、症状が現れ検査をした時には、かなり病気が進行している場合があります。
 死亡率第1位であるがんは、初期に発見した場合であるほど生存率が高いといわれています。病気の「早期発見・早期治療」は、健康を守るための第1歩なのです。
 そのためには1年に1回は健康診断、人間ドックを受診されることが大切です。

 当院では、2011年7月に全身のがんを早期に発見できるPET-CTを導入し、MRI、CT等も最新の機器を導入しました。
 人間ドックは7つのコースがあり、オプションも充実した内容になっております。

患者さまが少しでも
リラックスできる環境づくり

常磐病院手術部は、主に泌尿器科・一般外科・整形外科・婦人科の手術を行っています。
 泌尿器科をはじめ消化器外科、婦人科の手術は低侵襲性手術である腹腔鏡下手術が増加しています。
 さらに、今年4月には当院開設後第1例目の生体腎移植も行なわれ成功しています。
 手術室スタッフは、看護師の他に看護助手を配置し、手術室看護のレベルアップと共に、手術室の清潔保持のため環境整備や物品整理などに重点的に取り組んでおり、看護師は夜間休日もオンコール体制により緊急手術に対応できるよう備えています。
 手術室は術後患者さまの入院病棟に直結する形で位置しており、動線の無駄を省き移動距離を短くする配置になっています。また、入室後の患者さまの不安や緊張を少しでも軽減する取組みとして、各手術室には有線放送が設置されており緊張して入室される患者さまが少しでもリラックスしていただけるようBGMを流し好評を得ています。
 今後も、地域の患者さまが常に安心して安全・安楽な手術を受けられるよう、日々、専門的知識・技術の習得に努め、専門性の高い看護を提供するため努力しています。

在宅療養生活を、
看護の面から支える

ときわ会訪問看護ステーションきゅあは、24時間 365日、看護師がお一人お一人の在宅療養生活を支えます。口訪問看護サービスは赤ちゃんからお年寄りまで年齢にかかわりなく下記のサービスをお受けいただくことができます。

サービス内容
・医師の指示による、点滴、カテーテル管理(胃ろう、尿カテーテルなど)インスリン注射等
・在宅酸素・人工呼吸器などの医療機器の管理
・床ずれ防止の工夫や指導・床ずれの手当て
・認知症介護・精神疾患の相談・対処方法のアドバイス
・介護予防で健康管理、低栄養や運動機能低下を防ぐアドバイス
・ご家族への介護方法の助言・病気や介護不安の相談
・拘縮予防や機能回復・嚥下機能訓練など在宅リハビリテーション
・がん末期や終末期を住み慣れた家で最期まで自分らしく過ごせるように、医師の指示のもと疼痛管理や症状緩和・心のケアを行います。
・病気や障害の状態・血圧・体温・脈拍などのチェックをし異常を早期に発見します。
・身体の清拭・洗髪・入浴介助・食事や排せつなどの介助・指導など在宅療養のお世話

 各種保険や医療費控除対象となり、主治医や医療機関、在宅を支える地域との連携を取り合い症状に応じたケアや入退院のご相談に応じます。