当院の透析について

当院は外来透析専門のクリニックです。
患者様一人一人の暮らしを尊重しつつ質の高い治療の安定提供を目標にスタッフ一同で看護の質とサービス向上に努めております。また、透析導入間もない方や維持透析に入った方々の生活調整・指導のため、多職種とのコミュニケーションを図ったチーム医療も大切にしております。

① 専門医による安心の診療と患者状態に合わせた至適治療
腎臓内科・泌尿器科・内科の医師による回診を実施し、患者様の状態に合わせた治療方法を検討しながら診察を行い、HD・I-HDF・O-HDF・ECUM等の治療を実施しております。

② グループ関連病院や地域病院と充実の連携
ときわ会グループ関連施設のため入院治療が必要な患者様に関してはグループ中核病院である常磐病院や地域病院と連携し迅速に対応させていただきます。

③ フットケア管理にて合併症予防と運動療法
毎月のフットケアで下肢チェックやABI(足関節上腕血圧比)等を行い、治療が必要であれば専門病院への紹介を進め、また透析中の運動療法も実施しております。

④ バスキュラーアクセスに対し超音波検査や経皮的血管拡張術（PTA）に対応
シャント血管管理のため超音波検査による観察を定期的に行い、血管狭窄に対しシャントPTAを実施しております。

当院の透析実績

	2018年	2019年	2020年
透析実施数	1422件/月	1441件/月	1435件/月
PTA件数	18件/月	15件/月	23件/月

当院透析装置について

当院では、日機装社製 多人数用透析液供給装置（DAB-50NX）透析液溶解装置（DAD-50NX）　透析装置DCS-100NX（41床）を使用しHD、I-HDF、O-HDFを行っています。
プライミングや置換液には清浄化した透析液を使用しております。 透析液の清浄化のため透析液供給装置、溶解装置、透析装置全台にエンドトキシン捕捉フィルター（ETRF）を設置し、超純水透析液の水質基準を満たしております。
また、透析液溶解装置ではボトル溶解のため、より清潔に保たれています。
透析装置では、D-FAS（Dialysis Full Assist System）機能により「プライミング」「脱血」「緊急補液」「返血」の４つの工程をアシストし、操作ミス等のヒューマンエラー防止につながることで安全性を向上させています。
全自動透析システム、超純水透析液、オンラインHDFの３点を基本に、合併症が起こりにくい透析を目指しております。

透析装置構成

患者送迎について

透析関連の問い合わせ

北茨城中央クリニック透析室　
直通：0293-43-3116