ときわ会グループは、フランス・パスツール大学との共同研究や、経済産業省の経済連携協定(EPA)に基づくベトナム人看護師候補生、インドネシア人の介護士候補生の受け入れ、また中国からの介護技能実習生の受け入れなどを行なっています。
ときわ会グループでは、医療・介護のグローバル化に対応すべく、海外との連携事業にも取り組んでいます。2015年に行われた上海復旦大学との共同シンポジウムや、同年より受け入れを開始した、EPA(経済連携協定)に基づくベトナム人看護師候補生の受け入れ事業。ベトナム・ハノイ医科大学との連携・協力。また2018年末には、EPAインドネシアからの
EPA介護福祉士候補生の受け入れ、中国からの介護職技能実習生の受け入れも行います。
ときわ会グループは、グローバル化を視野に入れ、今後も海外の国々との協力事業に取り組んで参ります。
ときわ会
海外事業部では、2020年6月に厚生労働省・法務省の認可を受け、福島県浜通りでは初となる、介護職種専門の外国人技能実習生制度
監理団体を設立しました。
外国人技能実習生の受け入れを希望する福島県内の介護関連施設に対して、ミャンマーからの外国人技能実習生の受入支援や、受入施設で適切な技能実習が行われているか等の監査・指導を行います。また、実習生からの相談にも対応し、実習終了後に介護施設で習得した知識や技術を母国でしっかりと活かすことができるよう支援業務を行っています。
ときわ会では、2015年よりEPAベトナム人看護師候補生の受け入れを行っております。彼らは文化の異なる日本での生活の中で、日本の看護師国家試験合格を目指し、日々試験勉強や看護補助としての業務に邁進しています。
そのような中、2018年に1名、2019年に4名、2020年に1名が看護師国家試験に見事合格しました。現在彼らは、病棟勤務の看護師として日本人の同僚らとともに日々看護業務に取り組んでいます。
2018年11月19日、仮設楢葉ときわ苑に3名の介護職種技能実習生が着任しました。
介護職種の技能実習制度は、厚生労働省より平成28年11月28日に「外国人の技能実習の適正な実施及び技能実習生の保護に関する法律(平成28年法律第89号)」が
公布され、翌29年11月1日に施行。それにより介護職種が追加された事を受け、今回「仮設楢葉ときわ会」での受け入れの運びとなりました。
近年、日本同様、中国も少子高齢化問題が深刻化しています。今後彼女たちは、日本で学んだ介護技術と知識を祖国で役立たてられるよう、日々学習に励んでいます。
2018年12月1日及び2019年12月、小名浜ときわ苑に計4名のEPAインドネシア人介護福祉士候補生が着任しました。
介護老人保健施設
小名浜ときわ苑では、インドネシアとの経済連携協定(EPA)に基づく取り組みとして、インドネシア人介護福祉士候補生の受け入れを開始。
国民の87.2%がムズリム(イスラム教徒)というインドネシア。酒・豚肉が禁止されている他、定められた時間での礼拝や女性が被る布「ヒジャブ」の着用など、
日本とは異なる文化の中で、来日から4年後の日本の「介護福祉士国家試験」の合格を目指し、日々、介護の実務や試験に向けての学習を行います。
2016年4月1日に設立された「公益財団法人ときわ会
先端医学研究センター(Research Institute of Innovative
Medicine)」、通称RIIM(http://www.tokiwa.or.jp/riim/)。病気の治療に結びつく可能性を持つ先端医学に関する臨床及び基礎研究を行うこの施設は、
徳島大学医学部藤井節郎記念研究センターや産業医科大学内科の研究グループ等と共同研究も行っている他、フランスのルイ・パスツール大学医学部付属の分子細胞生物遺伝学研究所(IGBMC)との研究交流・共同研究も行っています。