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腎臓内科

研究課題名

血液透析患者におけるクエン酸透析液使用と Calciprotein Particles, 血管石灰化の関連

研究目的

血液透析を受けていらっしゃる患者さんは動脈硬化・血管石灰化をきたしやすく、その結果、心筋梗塞、脳梗塞の発症率が高いです。慢性腎不全によって血液中のカルシウムとリンのバランスが崩れている事が動脈硬化・血管石灰化位の病態に関与しています。私たちは、当院の透析患者さんを対象として新規マーカーである「CPPs (Calciprotein Particles)」を用いて動脈硬化・血管石灰化の病態解明、創薬につながる研究を行なっています。

研究期間

2020年8月19日から2020年12月31日

利用する試料・情報

2017年8月以降に当院の外来で血液透析を受けた患者さんを対象とします。ご年齢、性別などの基本属性、診断病名、既往歴や治療経過（透析液の種類を含む）について、カルテ(診療録)の記録をもとに情報収集します。また、診療を目的に採取され当院に保管している検査終了後の血液検体の一部（残余検体）を使用します。なお、個人が特定されないよう個人情報保護に配慮しながら、匿名化された研究用データを取り扱います。また、学会・学術誌等での発表に際しても、個人が特定されないよう十分に留意いたします。

試料・情報を利用する者の範囲

当院 腎臓内科

この研究は以下の研究機関との共同研究です。

東京女子医科大学　腎臓内科　責任者：主任教授　新田孝作
自治医科大学　分子病態治療研究センター　抗加齢医学研究部　責任者：教授　黒尾誠

もし、この研究活動にご自身の診療記録や残余検体を利用されたくない場合は、下記の問い合わせ先までお知らせください。この場合であっても診療上、不利になることは一切ありません。

連絡先

ときわ会常磐病院　総務課
〒972-8322
福島県いわき市常磐上湯長谷町上ノ台57番地
TEL：0246-81-5522 / FAX：0246-81-5577