ときわ会

臨床研究に関する情報公開 ときわ会グループについて

泌尿器科

研究課題名

転移性腎がんに対する免疫チェックポイント阻害薬と分子標的薬の治療効果比較

研究目的

転移性腎がんに対する治療はこの数年で大きく変化しています。かつてのサイトカイン療法から分子標的薬、そして現在は免疫チェックポイント阻害薬が全身治療の中心を担っています。しかし、実臨床における免疫チェックポイント阻害薬と分子標的約の治療効果を比較した報告は非常に限られています。この研究では、転移性腎がんに対する1次治療(最初に行う治療)として免疫チェックポイント阻害薬と分子標的薬の治療効果を比較します。

研究期間

2021年1月18日から2024年3月31日

利用する試料・情報

2010年4月以降、上記の研究期間に、泌尿器科で転移性腎がんと診断され、1次治療として免疫チェックポイント阻害薬或いは分子標的薬を投与された患者さんを対象としています。
ご年齢、性別などの基本属性、診断病名、既往歴や治療経過(血液検査や画像検査、病理検査結果も含みます)について、カルテ(診療録)の記録をもとに情報収集します。
なお、個人が特定されないよう個人情報保護に配慮しながら、匿名化された研究用データを取り扱います。また、学会・学術誌等での発表に際しても、個人が特定されないよう十分に留意いたします。

試料・情報を利用する者の範囲

研究代表者:東京女子医科大学 泌尿器科 教授 田邉一成
常磐病院での研究責任者:泌尿器科 中村和貴
当院の泌尿器科スタッフ
この研究は、東京女子医科大学東医療センター 泌尿器科、済生会川口総合病院 泌尿器科 との共同研究です。匿名化後のデータは、共同研究組織内で共有されます。

もし、この研究活動にご自身の診療記録を利用されたくない場合は、下記の問い合わせ先までお知らせください。この場合であっても診療上、不利になることは一切ありません。

連絡先

ときわ会常磐病院 総務課
〒972-8322
福島県いわき市常磐上湯長谷町上ノ台57番地
TEL:0246-81-5522 FAX:0246-81-5577