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夏場の上手な水分補給と注意点

夏場の上手な水分補給と注意点

8月のお盆時期、今年は冷夏になると言っていた時期もありましたが暑いですねぇ。暑い日が続いていますが皆様体調は崩していませんか?今回は、そんな暑い夏を乗り切るための熱中症対策として水分補給についてお伝えしたいと思います。

どのくらい摂るか?

どのくらい摂るか?私たち人間の体は60%以上が水分でできています。そんな私たちの身体から1日に出る水分は、2,000~2,500ml程度です。食事などで1000~1,300ml程度摂れるため、飲料水として必要なのは1日約1000~1,200mlになります。 ※運動時は、排出量(発汗)も増えるので、それに応じて摂取量も増やす必要があります。

いつ摂るか?

のどが渇いた状態というのは、既に脱水が始まっていると言われているため、こまめに水分補給をする必要があります。1回の水分摂取で胃が吸収できる量は200~250mlと言われているので、のどが渇いたからといってガブガブ飲んでも上手く吸収できません。
寝起きや就寝時、食事時、食事と食事の間に200ml程度ずつ摂取することで、1日の最低必要分摂取できます。特に高齢の方は、のどの渇きを感じにくいので定期的な水分摂取が望まれます。発汗の多い、運動前後や入浴前後にも摂るようにしましょう。

どのようなものを摂るか?

基本的には水か麦茶などでOKです。緑茶や紅茶などはおしっこが出やすくなるカフェインを含んでいるためあまりお勧めできません。また、運動でたくさん汗をかいた時には、スポーツ飲料のような塩分や糖分の含まれたものが吸収を速めるのでお勧めです。

熱中症の他にも!

体内の水分量が減って、引き起こされるのは熱中症だけではありません。水分が減ることで血液がドロドロになると、血流が悪くなり、血管が詰まりやすくなり、脳梗塞や心筋梗塞などになる可能性が高くなります。
トイレに行く回数が増えるからと、水分を制限する方もいらっしゃいますが、体内の水分が欠乏しないよう一定の水分補給を心がけて下さい。

こんなところも要注意!

また、お盆時期で長距離の運転をする方も多いと思います。車もエアコンをかけておくと涼しくなりますが、車内はとても乾燥しています。そのような中で、輻射熱を浴びて汗をかくと、乾燥して汗がすぐにじょうはつしてしまい、汗をかいているのを実感できないことが多くみられます。特に、出かけ先で動いて汗をかいた後などは注意が必要です。一度水分補給をするなど休憩をしてから運転するのが良いかもしれませんね。
まだまだ残暑厳しそうですが、水分補給に気を付けて元気に活動していきましょう!

※注意
 腎機能や心機能に問題があり、水分を制限されている方は、医師の診断に従うようにして下さい

リハビリテーション部
瀬高英之