文字サイズ:

潜在看護職復職支援センター潜在看護職復職支援センター

潜在看護職復職支援センター「エバー・グリーン」設立のご案内

復職支援センター長 榊原 守 公益財団法人ときわ会 常磐病院
復職支援センター長 榊原 守

 ときわ会常磐病院では平成26年4月の公益財団法人化に伴い、潜在看護職の方々を対象とした復職支援センター(エバー・グリーン)を開設いたしました。
強い志を持って取得した看護職の資格ですが、結婚や育児・介護など、さまざまなご都合からやむを得ず退職なされた方もいらっしゃると思われます。
 現在は、看護職の仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)が強く叫ばれております。働きやすい環境作りの一環として、院内保育や病児・病後児保育などの制度も整ってまいりました。せっかく取得した看護職の資格です、人生の各段階に応じた生き方と看護職への志を両立し、貴方らしい生きかたの実現をめざしてみませんか。
 エバー・グリーンは、地域の潜在看護職の方々にオープンとしております。研修期間や保育所利用なども個別に調整が可能です。新設したナーシング・ラボ室で各種のシミュレーション教育や電子カルテの操作などを体験し、看護専門職の能力を磨かれてはいかがでしょうか。

復職支援セミナーの目的・目標

目的

復職支援セミナーの目的・目標最新の医療と看護実践の現状を把握・理解し、
安全な看護を提供するための看護実践力を磨き、復職に向けて意欲的に取り組むことができるようにする。

目標

復職支援セミナーの目的・目標1.既存の知識や体験を想起するとともに、最新の専門的知識・技術を習得する。
2.看護実践の現場を体験し、看護の現状を理解できる。
3.看護専門職としての復職への意欲を高める。

エバーグリーンが大切にしている3つのこと

1.看護職の仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)

「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)」を根幹におき、子育て期、中高年期など人生の各段階に応じて多様な生き方を選択・実現できる潜在看護職への支援を第一に考えました。(※図1)

看護職の仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)

2.潜在看護職が持つ不安に対応すること

 潜在看護職の方々は、看護専門職としての能力を身につけられ実践されておりましたが、ご自身のライフサイクル上のイベントで退職を余儀なくされた状況と思われます。復職にあたっては、「看護専門職の能力」と「ライフサイクル」上の不安をお持ちになっていると思われます。この二つの問題から生じる不安への対応が復職支援センターの役割と考えております。(※図2)
 当センターでは、皆様の相談窓口を設けると共に、潜在看護職への出張相談などにも対応したいと考えております。

潜在看護職が持つ不安に対応すること

3.地域の潜在看護師にオープンとする

 事前に再就職経験者やナースバンク・各看護学校などの意見をおうかがいしました。実践教育ができる復職支援センターへの期待は大きいようです。
 公益財団法人ときわ会に就職することを条件としない、地域に根ざした復職支援活動こそが、地域社会のニーズと考えました。よってセンターの役割概念図(※図3)を次のようにして、地域の潜在看護職の方々に開放することとしました。
 破線で囲まれた部分が、復職支援センター(エバー・グリーン)です。現在は未だ復職予定はないが看護技術を維持していきたい方もご相談いただければ可能な限り対応いたします。さらに将来的には他施設からの各種ご相談にも対応したいと考えております。

地域の潜在看護師にオープンとする

復職支援センター(エバー・グリーン)の教育設備

 ナーシング・ラボ室を新設しました。ラボ室には、視聴覚教育設備をはじめとし、模擬病室や電子カルテ模擬システム、ナーシングスキルなどを整備いたしました。さらにシミュレータ教育として次の教材を整備いたしました。

名称 目的
レサシアン シミュレータ 一次救命処置・フィジカルアセスメント
AEDリトルアン トレーニングシステム 心肺蘇生法(CPR)のトレーニング
導尿・浣腸シミュレータ 導尿・浣腸のトレーニング
装着型静脈シミュレータ 注射・採血のトレーニング
点滴静脈シミュレータ(手背含む) 点滴・静脈注射のトレーニング
気管管理トレーナー 気道確保・挿管の援助技術トレーニング
吸引シミュレータ 一時吸引法のトレーニング

復職支援セミナーの研修コース

復職支援セミナーの研修コース

Fコース

いずれは働きたいが、今は最新情報に触れることや、看護技術の確認のみを目的にしたコース(実質4時間程度)。

Aコース

最近の医療・看護の動向と基本的な看護技術修得(2日間)。

Bコース

Aコースに、救急救命処置と電子カルテの操作、E-ラーニングソフトの操作を含めた基本的なコース(3日間)。

Cコース

Bコースに病棟の体験実習を追加したコース(5日間)。

Sコース

働く意欲を明確に持ち、不足していると思う部分の実践力を支援。研修期間などは受講者が決定できます。

各研修コースの詳細

1日目(9:30 ~ 15:30) 2日目(9:30 ~ 15:30)
時間 内容 時間 内容
9:30 ~ 9:40 受付 9:30 ~ 9:45 受付、更衣
9:40 ~ 10:00 オリエンテーション(センター紹介、参加者の自己紹介、関係書類の記載) 9:45 ~ 11:15 急変時の対応、一次救命処置(BLS)演習(AED含む)。ナーシング・ラボ室でシミュレータ活用
10:00 ~ 10:50 医療・看護の動向(講義)
10:50 ~ 11:00 休憩 11:15 ~ 11:25 休憩
11:00 ~ 11:50 医療安全対策(講義) 11:25 ~ 12:15 医療機器の取扱い(演習)
11:50 ~ 12:50 昼食 12:15 ~ 13:15 昼食
12:50 ~ 13:50 感染対策(講義) 13:15 ~ 14:15 最新の治療と看護(講義)
13:50 ~ 14:00 休憩 14:15 ~ 14:25 休憩
14:00 ~ 14:50 基本的な看護技術(講義) 14:25 ~ 15:30 研修のまとめ終了証の授与、個別
14:50 ~ 15:30 本日のまとめ、個別相談

3日目(9:30 ~ 15:30)
時間 内容
9:30 ~ 9:45 受付
9:45 ~ 10:15 基本的看護技術Ⅰ(演習) 体位変換、車椅子移乗など
10:15 ~ 10:25 休憩
10:25 ~ 12:00 基本的看護技術Ⅱ(演習) 採血、静脈注射、経管栄養
12:00 ~ 13:00 昼食
13:00 ~ 13:50 電子カルテ導入の背景と機能(講義)
13:50 ~ 14:00 休憩
14:00 ~ 14:50 ナーシングスキル操作と知識の確認
14:50 ~ 15:30 研修のまとめ 終了証の授与、個別相談

4・5日目(9:30 ~ 15:30)
時間 内容
9:30 ~ 10:00 受付、更衣。病棟オリエンテーション
病棟体験実習、援助の実際、環境整備、バイタルサイン測定、体位変換、清潔ケア、移乗
10:00 ~ 12:30 移送、食事援助など
12:30 ~ 13:30 昼食
13:30 ~ 14:30 看護手順・看護手技の確認(ナーシングスキルで)
14:30 ~ 14:40 休憩
14:40 ~ 15:30 最終日は研修のまとめ、終了証の授与、個別相談

時間 内容 備考
10:00 ~ 10:15 受付、オリエンテーション  
10:15 ~ 11:05 最近の医療・看護の動向(講義)
医療制度改革、看護師の役割拡大、個人情報保護、看護倫理などについて
医療や看護の動向について理解する。
11:05 ~ 11:10 休憩  
11:10 ~ 12:10 基本的看護技術知識と技術の確認
E ランニングソフト「ナーシングスキル」・ナーシング・ラボ室などで確認
自分で確認したい基本的看護技術を2~3項目選択し、ナーシングスキルやラボ室での知識・技術・手順の再確認。
12:10 ~ 13:10 昼食  
13:10 ~ 14:00 復職に関する相談 近年のワーク・ライフ・バランスの情報などの情報を提供する
14:00 ~ 14:15 研修のまとめ、終了証の授与  

パンフレットダウンロード

ご相談・お申し込みはお気軽に!

当センターは、地域における公益的活動を目的として開設され、潜在看護職の方々に無料で開放しております。
地域看護職の方々の支援そのものを目的としておりますので、事前にご相談いただければ、研修期間なども可能な限り個別に考慮いたします、お気軽にご相談ください。

公益財団法人ときわ会 常磐病院内
復職支援センター『エバー・グリーン』
TEL:0246-43-4175(代表)
(月〜金、8時30分〜17時)