地域医療の発展と、より高い検査精度を目指して。

人工透析・PETセンター
最新の画像診断機器と専門医による画像診断体制で、クオリティーの高い画像診断を提供。
高度医療機器共同利用での地域医療への貢献。

SOMATOM Force
最先端テクノロジーの192列×2管球搭載型CTで患者様に優しく正確なCT検査を行います。

MRI(MAGNETOM Area 1.5T)
検査に対する幅広い要求に最大限に応えるべく1.5Tという高磁場で、あらゆる診断領域に対応致します。

マンモグラフィ(乳房専用X線撮影)
FPD搭載装置で微細な病変も描出致します。
マンモグラフィ検診施設画像認定施設
全て女性の技師が撮影を対応いたします。
※マンモグラフィ撮影認定診療放射線技師(女性)在籍

SECTION01

放射線課紹介

職員構成 Configuration of staff

診療放射線技師 18名 放射線医事課 2名
看護師 1名 診療支援部助手 2名

読影体制

東京女子医科大学 画像診断学・核医学講座
他 2名 非常勤医師(放射線科医師)

主な検査機器

CT SOMATOM Force SIEMENS 192列×2管球
MR MAGNETOM Aera SIEMENS 1.5T(テスラ)
PET-CT Biograph6 SIEMENS 【浜通り当院のみ】
乳房撮影装置(マンモグラフィ) Amulet S FUJIFILM DR
一般撮影装置(2室) CALNEO、FCR Speedia FUJIFILM DR、CR
Canon X線管球
ポータブル撮影装置 Sirius Star Mobile HITACHI
透視撮影装置(2室) EXAVISTA HITACHI
VersiFlexVISTA HITACHI
体外衝撃波結石破砕装置(ESWL) MODULARIS Variostar SIEMENS
骨密度測定装置 Lunar iDXA型 PRODIGY GE
外科用X線撮影装置(2台) Fluorostar 7900 GE
FlexiView 8800 GE
ワークステーション端末 ZIO station2 AMIN
syngo.via SIEMENS

放射線課の主な保有資格

  • 検診マンモグラフィ撮影認定技師
  • 放射線取扱主任者1種、2種
  • 臨床実習指導教員
  • Ai認定技師
  • シニア診療放射線技師
  • アドバンスド診療放射線技師
  • 救急撮影認定技師
  • 骨粗鬆症マネージャー
  • X線CT認定技師
  • 放射線機器管理士
  • 放射線管理士
  • 医用画像情報精度管理士
  • 放射線被ばく相談員
  • PET認定技師
  • 胃がんX線検診技術部門B資格
  • 画像等手術支援認定

SECTION02

他医療機関からの予約方法

SECTION03

他医療施設との連携

放射線課検査件数

2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023
一般撮影
(ポータブル含む)
23,586 26,278 27,751 32,015 32,144 34,958 32,574 27,330 26,449 24,396 25,413
透視検査 1,682 1,946 1,889 2,525 2,272 2,746 2,357 1,338 1,294 1,249 1,253
マンモグラフィ 1,114 1,128 1,158 1,817 2,115 2,660 3,177 2,466 2,369 2,410 2,497
CTスキャン 5,683 6,292 7,691 8,107 8,678 10,170 10,030 10,286 10,006 9,799 10,055
MRI 2,836 3,197 3,559 4,058 4,236 4,846 4,494 3,876 3,844 3,743 3,752
PET-CT 1,021 1,272 1,347 1,444 1,344 1,522 1,578 1,651 1,614 1,466 1,387
ESWL
(体外衝撃波結石破砕)
217 205 227 199 145 127 131 101 120 105 61
IVR(透析シャント) 684 927 1,022 1,054 1,002 958 935 938 917 874 823

全身用骨密度装置(DXA法)

(※2017年4月 前腕DXA装置より更新) 568 807 1,000 1,338 552 668 879

SECTION04

検査症例集

下記の画像は、公益財団法人ときわ会常磐病院の撮影画像です。
掲載に関して、個人情報に関する質問には一切お答えできませんので、あらかじめご了承ください。

症例① 冠動脈評価(CTスキャン)

50歳 男性 高脂血症、心電図異常

診断結果(抜粋)

LAD(左前下行枝)近位に側でプラークによる石灰化があり狭小化。
※冠動脈評価:心臓全体を非常に薄いスライスで撮影しますが、短時間の超高速撮影を可能にしました。

症例② 右中大脳動脈狭窄(MRI)

50歳 男性 数日前より手先のしびれ

診断結果(抜粋)

右中大脳動脈狭窄
※MRI検査(頭部):超急性期の脳梗塞発見(拡散強調画像)等も含め、撮影は約15分程度です。

症例③ 肝臓、胆嚢、膵臓精査(MRI)(CTで総胆管下部に不明瞭な高吸収域+)

80歳 男性 腹部精査(息止め不可:呼吸同期機能にてMRI撮影)


CT上、不明瞭な高吸収域(赤印)

診断結果(抜粋)

総胆管結石
※MRI検査(呼吸同期)
呼吸同期撮影を行うことにより、他画像(超音波等)では不明瞭な画像も明確に描出できる場合があります。

症例④ 閉塞性動脈硬化症(ASO) 他 非造影MRA

非造影MRAについて

造影剤を使わないMRIによる新しい血管撮像法です。
これまでの方法では見えにくかった下肢(足の先)や四肢(手足)の細かい血管まで鮮明に描出できるようになります。

MRA(非造影)に有用な検査

  • 頭部・頚部血管 評価
    血管の狭窄、閉塞、血管の奇形
    動脈硬化、喫煙、糖尿病、高血圧、 高脂血症 等
  • 閉塞性動脈硬化症(ASO)
    下肢血行障害患者


頚部全域MRA画像


下肢全体のMRA画像

報告⑤ 整形、泌尿器、消化器科 などの多様化する画像診断に対応。

当院のCTスキャン装置は、高機能・高画質をはじめとする医療の質、自在かつ最適なオペレーションなど「最大の効果」を「最小限の被ばく」で得る事が出来ます。(256列CT装置)


【腎・尿管・膀胱撮影】


【DIC-CT(胆道造影CT検査)】


【右変形性股関節症】

症例⑥ PET-CT 原発:前立腺がん(転移検索)

70歳 男性
前立腺癌にて「転移検索」、腫瘍マーカー上昇CT上、リンパ節腫脹あり。

診断結果(抜粋)

多発性骨転移・腹部傍大動脈領域リンパ節転移

症例⑦ PET-CT 原発:肺がん(転移検索)

70歳 男性
2年前に左S5区域に原発のsmall cell Ca。
放射線治療後、最近、頚部リンパ節腫脹?あり

診断結果(抜粋)

右鎖骨上窩、縦隔内、肝右葉、上行結腸等の多発性転移

症例⑧ 健康診断

30歳台 男性 「健康診断」にてPET‐CT施行

診断結果(抜粋)

左肺尖部の肺腫瘍(検診用結果コメント)

PET‐CT検査の保険適用は、2010年4月より、「早期胃がんを除く悪性腫瘍で、他の検査、画像診断により病期診断、転移・再発の診断が確定できない患者に使用する」となりました。
また、病理診断による確定診断が得られなかった場合については、臨床上高い蓋然性をもって悪性腫瘍と診断されれば、従前の通り算定できるとされています。

SECTION05

検査機器紹介