財団法人ときわ会いわき泌尿器科は、昭和57年3月より有床診療所として泌尿器科診療および腎不全診療(透析、腎臓移植)に特化し地域医療に従事してまいりました。開院より四半世紀を経過し、微力ながらいわき地区における泌尿器科診療および腎不全診療に貢献させていただいたと自負しております。
さて近年になり、いわき地区のみならず全国的に、高齢化の進行および食生活の欧米化を背景にした泌尿器疾患および腎不全疾患が増加いたしております。それに伴い年々いわき泌尿器科を利用される患者様が増加し、また同時に入院治療を必要とする患者様も増加しています。そのためこれまでの19床の入院ベッドでは、入院治療を必要とされる患者様すべてを受け入れることが困難な状況となっています。
そこで今回、入院病床を3床増床し22床とすることを関係機関より認可していただき、平成20年12月1日よりいわき泌尿器科病院として開院することとなりました。限られたスペースでの増床ですので快適な病床とは決していえませんが、これまで以上に多くの患者様の入院のご希望に添えるようになりました。今後はこれらの入院ベッドを最大限に活用し、より多くの泌尿器および腎不全に係る疾患でお困りの患者様の診療にあたりたいと考えています。
いわき市では、平成20年5月よりPSA測定による前立腺がん検診がスタートしました。当院は前立腺がん検診の2次検査の医療機関に指定されています。検診をきっかけに前立腺がんが発見される患者さまの増加が予想されます。このような方々に手術やHIFU(高密度焦点式超音波治療)などの根治療法を提供することが当院の使命の一つと考えています。
また日本透析医学会の「わが国の慢性透析療法の現況」によると、2007年末での透析患者数は27万人を超えており、この総数は毎年約1万人ずつ増加しています。この増加は、高齢化の進行を背景に、これまで以上のペースで今後も患者数の増加がしばらく続くと考えられています。また透析の予備軍であるCKD(慢性腎臓病)患者数は、本邦では2000万人と推定されており、これらの状況はいわき地区も例外ではありません。
このようにますます増加傾向にある泌尿器および腎不全疾患に対応するため、いわき泌尿器科はいわき泌尿器科病院として今後も皆様のお声にお応えしたいと考えています。これからは、ときわ会グループの一員として『笑顔とまごころ、信頼の絆』を合言葉に、職員一同更なる研鑽に努め、最善の医療を提供できるよう努力する所存でございます。
皆様方におかれましては、このたびのいわき泌尿器科病院開院のご理解とご協力を賜りますようお願いを申し上げますとともに、これを契機としときわ会グループがこれからもなお地域から高い評価を受けることができるよう全力を尽くすお約束をいたします。今後とも倍旧のご支援ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
昭和10年1月20日生
福島県立医科大学医学部
昭和35年卒業
福島県立医科大学大学院
昭和39年卒業
財団法人 ときわ会 理事長
<主な経歴>
福島県立医科大学第一外科学元講師
いわき市病院協議会副会長
財団法人福島県社会保険協会平支部支部長
財団法人福島県社会保険協会副会長
福島県病院厚生年金基金代議員
日本公衆衛生福島県支部理事
いわき労働基準協会理事
昭和22年12月7日生
岩手医科大学医学部 昭和47年卒業
財団法人 ときわ会 副理事長
医療法人 社団ときわ会 理事長
<主な経歴>
福島県医師会常任理事
いわき市医師会理事
財団法人竹林病院副理事長
日本医師会介護保険委員会委員
福島県障害者介護給付費等不服審査委員
日本泌尿器科学会専門医
日本性機能学会専門医
日本透析医学会専門医
厚生労働省認知症サポート医
2008年 - 年頭メッセージ
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