ときわ会

臨床研究に関する情報公開 ときわ会グループについて

リハビリテーション課・泌尿器科・乳腺外科による共同研究

研究課題名

ロボット支援下前立腺全摘出術後の尿失禁有症率、尿失禁改善までの日数と要因等の研究

研究目的

前立腺手術の後の尿失禁症状は、患者さんのQOL(生活の質)を低下させる重要な因子です。この研究では、当院にて前立腺手術を受けた患者さんを対象として、尿失禁の有症率(症状がある方の割合)と尿失禁が改善するまでの期間を調査し、それらに関係する因子を解析することを予定しています。この研究の目的は、どのような条件で尿禁制(尿もれのない状態)を達成できるのかを解析し予測することであり、前立腺手術を受けた患者さんのQOLの向上に寄与すると考えられます。

研究期間

2020年7月6日から2023年12月31日

利用する試料・情報

2016年4月~2023年3月の期間に当院で前立腺手術を受けた患者さんを対象とします。前立腺手術前後の排尿状況に加え、ご年齢などの基本属性、既往歴や過去の治療歴、診断病期、治療・手術記録、手術後の経過について、カルテ(診療録)の記録をもとに情報収集します。なお、個人が特定されないよう個人情報保護に配慮しながら、匿名化された研究用データを取り扱います。また、学会・学術誌等での発表に際しても、個人が特定されないよう十分に留意いたします。

試料・情報を利用する者の範囲

研究責任者:リハビリテーション課 笠井唯史
リハビリテーション課・泌尿器科・乳腺外科

もし、この研究活動にご自身の診療記録を利用されたくない場合は、下記の問い合わせ先までお知らせください。この場合であっても診療上、不利になることは一切ありません。

連絡先

ときわ会常磐病院 総務課
〒972-8322
福島県いわき市常磐上湯長谷町上ノ台57番地
TEL:0246-81-5522 (代表) 内線 / FAX:0246-81-5577