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治療用特殊食品を用いた調理例

今回は、治療用特殊食材と市販されているレトルト食品を組み合わせた調理例をご紹介いたします。

現在、色々な種類のレトルト食品があります。レトルト食品や冷凍食品等の加工品はパッケージに、エネルギー・たんぱく質・食塩等の栄養成分値の表示があるので、計量や計算の手間が省けます。また、組み合わせを上手にすることにより、たんぱく質を抑えたメニューにすることができます。

今回のメニュー(調理例1:ドリア、調理例2:肉味噌うどん)は野菜が少ないので、コンビニ等で売っている野菜ジュースをプラスしても良いでしょう。栄養成分表示で確認すると、『KAGOME野菜生活100』エネルギー68kcal、たんぱく質0.8gです。気になるのはカリウム値、330mgですが、他で肉や魚を控えているので摂取可能です。低たんぱく食は特殊な食事療法ですが、ビタミンや食物繊維の摂取も疎かにできません。

また物足りない方は、クロワッサンをプラスしても、たんぱく質が低く抑えられます。クロワッサン30gでエネルギー134kcal、たんぱく質は2.4g、食塩0.4gです。

食事療法は継続することが大切です。身近で手軽な食品を利用し、負担にならないような食生活にすることがポイントです。

調理例1:ドリア

材料と成分(一人前)

  分量 (g) 目安量 エネルギー(kcal) たんぱく質(g) カリウム(mg) リン(mg) 食塩(g)
●ドリア●  
キッセイゆめごはん1/25 180   292 0.2 0 27 0
HEINZかけて焼くだけグラタンソース 100 1袋 106 1.3     1
スライスチーズ 17 1枚 58 3.9 10 124 0.5
パン粉 3   11 0.4 5 1 0
無塩バター 16 小さじ4杯 122 0.0 4 2 0
なす 40   9 0.4 88 12 0
*TOTAL*     589 5.8 19 154 1.5
●野菜ジュース●  
KAGOME野菜生活100 200ml   68 0.8 330    
*TOTAL*     68 0.8 330    
 
**合 計**     657 6.6 349 154 1.5

作り方

ドリア

  1. 1.ご飯をレンジで温めます。
  2. 2.ご飯に、バター4gをまぶし、耐熱皿にいれます。
  3. 3.ご飯の上にグラタンソースをかけます。
  4. 4.ソースの上に、手で割いたスライスチーズとパン粉、バター4gをのせます。
  5. 5.焦げ目がつくまでオーブントースターで焼きます。

★ポイント!

温めたご飯にバターをまぶすと風味が良くなります。また、エネルギー確保にも繋がります。無塩バターはスーパーで手軽に買えますので、冷蔵庫に常備しておくと、色々用途が広がります。

調理例2:肉味噌うどん

材料と成分(一人前)

  分量 (g) 目安量 エネルギー(kcal) たんぱく質(g) カリウム(mg) リン(mg) 食塩(g)
●肉味噌うどん●  
ヘルシーフード 米めん 100 1袋 229 0.5 14 14 0.2
丸美屋 麻婆茄子の素 51   64 3.7     1.8
ごま油 8 小さじ2杯 74 0 0 0 0
チンゲン菜 50   5 0.3 130 14 0.1
*TOTAL*     372 4.5 130 14 1.9
●クロワッサン●  
クロワッサン 30 1ケ 134 2.4 27 20 0.4
*TOTAL*     134 2.4 27 20 0.4
 
**合  計**     506 6.9 157 34 2.3

作り方

肉味噌うどん

  1. 1.うどんをゆでます。
  2. 2.麻婆茄子の素は計量し、レンジか湯煎で温めます。
  3. 3.うどんの上に温めた麻婆茄子の素をかけます。
  4. 4.チンゲン菜を添え、ごま油をかけます。

★ポイント!

麻婆茄子の素は温めて使いましょう。麻婆豆腐の素を利用してもいいです。メーカーによって、ひき肉入りのものとそうでないものがあります。今回はひき肉入りのものを使用しました。ひき肉入りのものはたんぱく質が若干多めです。

<Vol.13:コラム担当>

いわき泌尿器科 栄養室