文字サイズ:

医師紹介医師紹介

 ときわ会常磐病院では以前より退院患者様で希望のある方の往診を行ってきました。しかし2015春から専門の在宅診療部門を立ち上げ、常磐病院関連の患者様を中心に在宅診療を続け、2016年10月からは竹林貞吉記念クリニックとしていわき市平で診療を開始しました。最近では様々な施設からのご紹介を頂き、広く市内を巡回しています。

 ときわ会では「一山一家」をモットーに「共生=地域の皆様と共に生きる」を理念として諸活動を行っています。当クリニックは加えて1) 患者様・ご家族に寄り添う医療、2)多職種連携による地域に即した医療、3) 実証精神に基づく在宅診療を理念に地域のお役に立ちたいと考えています。

 当クリニックは平市内の旧竹林病院跡地に建つビルの2階にあり、訪問看護ステーション“きゅあ”と同居し、1階にはフィットネスジム“Re-Birth”があります。常勤医師2名、薬剤師、看護師、MSW、事務を各1名抱えており、更には研究主体の保健師1名を加えた計7名体制で診療を行っています。当クリニックで用いている診療録は院内のサーバーにデータが蓄積されており、同時にクラウドセンターにバックアップしております。このため災害に強く、ダメージを最小限に抑え、診療業務の早期立ち上げが可能な点が特徴です。また、診療録を医師と訪問看護師がお互いに読めるシステムとなっており、さらに他業種も含めた様々な利用が期待されます。

 活動内容は訪問診療が殆どで、出来る限り広地域で活動することにしております。対象疾患は限定せず脳卒中、認知症、がんの患者様などが中心で、神経疾患なども診療しており、障がい者、小児等も対象にすべく準備中です。特にがん患者様の疼痛に対しては「出来る限り早く、確実に除痛」をモットーに診療にあたっています。通常外来も行いますが訪問診療が主体ですので事前にご予約いただき診療を行わせていただいております。

 また、ときわ会の訪問歯科との定期カンファレンスも実施しており、地域の歯科・口腔ケアのグループと共にレベルアップしてゆければ素晴らしいと考えています。更に訪問看護ステーション“きゅあ”との連携はカルテ上のみでなく、様々な時点で行っていますが、勉強会も地域の訪問看護師の方々と共に行わせていただければ幸いです。

 住み慣れた地域で人生の最期まで住み続けることができるための諸サービスが提供される地域包括ケアシステムは、いわき市でも盛んに検討されています。当クリニックでも可能な限り町づくりに参加しています。また地域住民の立場から高齢者などの健康づくりが重要ですが、ときわ会の各職種の人達と共に「健康と生きがいづくり」などの市の行事に参画しています。更に亡くなった方について検討することは地域を考える意味で重要なことで、当クリニックでは様々な方々にご参加を頂き「地域におけるデスカンファレンス」を行っています。これを通して地域で生ききることが出来るという地域肯定感つくりのお役に立てればと考えています。加えて産業医には働く人の健康を守るための大きな役割がありますが、現在4か所で産業医の役割を担っており、時間が許す限り地域のお役に立とうと考えています。

 在宅における医療、地域生活における医療に対しどうぞお気軽にご相談ください。

院長 松田 徹(まつだ とおる)

山形県大江町出身

昭和51年3月 北里大学医学部卒業
昭和51年4月 山形県立中央病院 内科
昭和59年9月 山形大学医学部第2内科 講師
平成15年4月 山形県立がん・生活習慣病センターがん対策部長
平成20年4月 山形県庄内保健所 所長
平成27年4月 ときわ会常磐病院 在宅診療部門
平成28年10月 竹林貞吉記念クリニック